土日は朝倉薫演劇団のお芝居「マケイヌバー」観劇。懐かしい。6年前にアトリエ公演で武藤さんが演じた演目だ。ちなみにパンフには2004年とあるが、2005年10月ですな。
場所は中野の「スタジオあくとれ」だが、劇場の入り口には見事な電飾看板が。
中は座布団席とパイプ椅子席が前にあり、指定席で値段が違う。パンフレット付きで5000円だ。後ろの自由席は3500円だ。パンフレットは1000円だから500円プラスか。ドリンクも売っているが必須ではないようだ。ペットボトルで500円。コップ付き。台本は2000円だ。
受付には早希ちゃんが♪
久し振りだ。土曜の夜と日曜の昼にする予定だったが、日曜の昼にいなかったのでうっかり千秋楽も観劇することに。
まあ、ちょろっと顔見れるだけなんだけどね。
お芝居の主役は月の203号室の西畑春之介。ミュージシャンであるわけだけど、このお芝居は主役が出ずっぱり。台詞もかなりの量だ。だが、かなりしっかりとできていたのではないだろうか?いまいち煮え切らないシーンもあるがこれは演出だろう。
北原マヤ、塩山みさこの二人はもちろん問題ない。準ヒロイン?の伊武京子役が木下詩乃と高橋明日香のダブルキャスト。雰囲気は詩乃ちゃんの方がそれっぽいかなあ?そういえば、この役は涼ちゃんがやってたんだったっけ。思い出した。歌は明日香さんの方がちょっとよいかも。
デビュー前の田舎ものと、売れっ子になったイケイケ状態。そして、一気に天国から地獄に落ちた状態を演じ分けなければならないので難しい役どころではある。
出演者のかもめんたるってのはお笑いなのかな?まあ、お笑いはお笑いっぽい感じではある。当然それなりだがそもそもそういう役どころ的な感じなのでおかしいわけでもない。
ただ・・・イケイケ状態から落ちぶれた村さんが、なんとなく朝倉さんにかぶるような気が(^^;
ま、なにはともあれ、早く復活して劇団を立て直していただきたいものだ。
今回について言えば、宣伝が良かったのか出演者が良かったのか、客の入りは上々だ。土日ともほぼ満員だった。席数は5,60くらいかな?
ストーリー的にはそれほどお笑いもなく、バーの開店から閉店への物語が思い出形式で語られるもので、人生いろいろなことがあるということを思い起こさせる良い流れだ。あまり朝倉さんの芝居には無理な笑いを入れない方が良いのだと思う。前回の公演でも書いていたが、特に落ちはないが、素直な作りで好感が持てる。
この歳になると実際に知り合いが癌で亡くなったり、自分が健康診断に引っかかったり、金がなかったり、大したことやってこなかったりで、この芝居を見るとちょっと焦る。いや、本当はいつもお芝居やライブを見て、輝いている人達を見ると焦るんだけどね。ま、結局自分は一歩一歩やるしかないんだけど。
うん、とりあえず、俺も人生立て直さなきゃな( ̄▽ ̄;)