怪傑パンダースのお芝居。今回もいせひなたが出る予定だったのだけど、直前に緊急入院というハプニング。命に別状はなかったみたいだけど、まだ、入院中とのこと。昨日は外出許可もらって見に来たらしく、思ったより回復しているようでほっとする。
場所は中野ザ・ポケット。ホルキラって何の略だろう?ホルスタインキラー?まさかな・・・と、思ったらほんとにそうだった(^^;
で、予想通り?巨乳殺人鬼の話・・・かと思いきや、それは作品の話で、その作品の撮影現場のお話だったΣ( ̄ロ ̄lll)
え~、巨乳ないの!?あんまん入れられても!
あ、いやいや、特におっぱい星人じゃないんでいいんですけどね・・・。
ま、というわけでお色気は特になし(笑)
ただ、ホラー的な要素は残ってて、撮影現場では過去にスタッフが全員消えるという事件があったとか。
夏生優美ちゃんの役どころはそのセッティングなどをするマネージャーってところ。ヒロイン役に川上ジュリア。この人はゲストで、どうやら一番人気あったようだ。及川奈央が人気があるのかと思ったのだけど、まあ、私も名前しか知らない。
売れないアイドルがB級映画に抜擢されて、でも、理想と現実は違うという状態の中母親の危篤が知らされて・・・という部分と、スタッフがだんだん消えていくというホラーの側面が織り込まれている。
こう、書くと面白そうなんだけど・・・ん~、どうも盛り上がりに欠ける印象。個々の場面はそれなりに面白いのだけど、いまいち繋がりがない。伏線をあまり生かしていないんだよねえ、過去の事件についても結局、どんな事件だったか解明もされず、なぜかゾンビが出てきて人を引きずりこむという、ちと理不尽な感じ。
人も、一人一人消えてくというよりは最後にどどどっと持ってかれる感じだし。ちょっと変わっていて面白いと思ったのは助かった人たちが何人かいたこと。出演はしたけど普通に帰った人、なんか取り巻きとしてついてきてそのまま帰れた人、夏生優美ちゃんは一人で逃げ出したけど、問題なく逃げられてたし。
だが、そこがまったく生かされていないのはちょっと・・・逃げられなくて、殺されるとか、逃げのびて、助けに戻るとか後で事件を解明するとか語るとかあってもよさそうなもんだ。
そう考えると、あまり意味のないシーンが多いような気がする。要はどっちつかずなのだな。これは完全に脚本の問題だろう。唯一いい流れだったのが、スタッフに紛れ込んだヒロインの追っかけ。この冨田さんという人が、相変わらずいい芝居をする。しかし、この流れも生かされないのが残念だ。
ま、次回作に期待やね。
終演後は物販で写真購入とチェキをいただく。千秋楽お疲れ様でした。