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間違いの喜劇  2014年11月13日(木)23時55分

土日は見れないので半ば強引に平日に涼ちゃんの舞台鑑賞。場所は東長崎のてあとるらぽう。
劇は「間違いの喜劇」シェイクスピア作らしい。原作があるものなのでどのように演出するかだろうが、そもそも、原作をよく知らないので、とりあえず普通に見る。ネットで調べた限りでは、大筋は原作に忠実なようだ。

最初のシーンではシラキュースの商人イージオンが、エフェソスへの不法侵入の罪で逮捕されるところから始まる。戦争中のようで、見つかっただけで死刑らしい。1000マルク払えば助かるらしいが、当然そんな身寄りもいない。

イージオンが来訪した理由として、過去を語る。双子の息子と同日生まれのやはり双子の召使いがいたが、海で難破し、別れ別れになっる。弟の方と暮らしていたが、弟は兄を探す旅に出てしまい、その後を追ってきたということ。

で、その弟のアンティフォラスと召使いのドローミオはやはりエフェソスに到着したが、そこには成功し、既に結婚している兄がおり、妻達に間違われ騒動が起こるという寸法だが・・・。

うーん、兄も弟、召使いも同じ名前ってのがまず変なのだけど(^^;
生まれたときに名前を変えなければわからないって言ってたのにもかかわらず。
っていうか、弟も双子の兄を探しているのだからいい加減途中で気づけよって突っ込みたくなったり(´_ゝ`)

まあ、古い話だし、矛盾も元々それなりにあるらしいからここは細かいことは気にしないようにして、純粋にドタバタを楽しめばよいのだろう。

召使いも双子ってことで、アンティフォラスの方も度々、ドローミオを取り違えるところが厄介だ。お芝居としては別人が演じているので最初何をやっているのかよくわからなかった。あれ?でも、アンティフォラスの役者は苗字が一緒だな・・・ひょっとしてほんとの兄弟か?

召使いドローミオ兄弟の兄の方に飯田荘平君。相変わらず、叩かれたり、蹴られたりする役(笑)相変わらず思い切りの良い演技をするが、ちとタイラーと被るな・・・(^^;

にしても、とにかく言い回しが遠い。さらに、よく言えば言葉遊びがふんだんに入れられているのだけど、悪く言えばダジャレのオンパレード。ちょっとくどいかも( ̄▽ ̄)
あ、その辺がタイラーと被るのか(・ω・)

しかし、これはおそらく原作由来だろう。シェイクスピアはそんな感じのことが多いと聞いたことがあるようなないような。日本語でここまでやるのは相当に大変だっただろうが、役者的にも、早口な上、台詞が非常に長いのでかなり難しいはずだ。実際噛んじゃってる場面もちらほら。

涼ちゃんの役どころと言えば、アンティフォラス兄の妻の妹ルシアーナ。浮気を疑い、悩む姉を常に慰めるが、途中、入れ替わったアンティフォラス弟に口説かれるシーンも(^^;
ファイル 2004-1.jpg

なかなか経験ない役かもね(^^)

公演は日曜まで。みゆき館劇場ではビデオショップドリーミングやっているが、そちらには出ないわけだ。土日はそっち行くのでもう見れないが、最後まで頑張ってね

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