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海冥の城 白の姫君 #かいめい #けーな  2016年06月11日(土)23時45分

お久しぶりのけーなのお芝居。演出家さん繋がりなのかな?そういえば、ちょろっと見たことある感じの人たちが何人か。

場所は北沢タウンホール。下北沢だ。今回は金曜の夜と土曜の昼夜の3公演だけのようだ。

まずは昼公演。チケットの予約特典はキャスト全員の写真だった。
きちんと整理番号順に整理されて入場。そんな早いわけでもないのだが、最前に座れる。
セットがかなり豪華だ。これ、3公演でお終いは凄く勿体ないなあ。タイトルが「海冥の城白の姫君」ということでお城の内部セットだ。

開演。物語は妖怪の類を退治する源頼光と頼光四天王と呼ばれる4人が海産女という妖怪退治に向かうお話。ただし、頼光はその前の酒呑童子との戦いで負傷し、四天王だけの潜入となる。平安時代中期頃になるのかな。調べてみるとこの辺の人物は実在らしい。

海座頭という妖怪が語り部になり、主人公の四天王の一人、卜部季武(うらべのすえたけ)に絡む。

で、海産女のお城に到着したところでお城が別の妖怪に襲撃されているところに出くわす。

この襲っている一団の中にけーなが。ドロメというオニオコゼの妖怪らしい。出てくるのはみんな妖怪なわけなのだけど、海の中なのでみんな魚や貝やタコ、亀などの妖怪たちだ。

海産女ってのが何の妖怪かわからないのだけど女系の妖怪らしい。ただ人間の男性と交わると男が生まれることもあるらしく・・・話の中に大亀が太郎を連れてきてってくだりがあって、どうやら竜宮城の話だと気づく。

なるほど、海冥の城は竜宮城で主の乙ノ上神が乙姫様で、太郎が浦島太郎、卜部季武がその子孫てことか。

季武は戻ってきた太郎が気がふれてるってことで母親や自分も周囲から虐げられて海産女に恨みを持っているようだ。

で、襲撃の際に海産女を殺そうとするが殺せなくて見逃してしまう。ま、ここがラブロマンスなわけですな(^^;

そのヒロインは白という役の永吉明日香さん。一瞬、以前けーなとも共演したモー娘の小川麻琴さんに似ている感じが。

更に酒呑童子配下の茨木童子も現れて殺陣のオンパレードとなるわけだ。
四天王の長、渡辺綱役の多賀啓史さんなんかは足腰がしっかりした感じがしてたな。なんか細い感じの人が多いだけに存在感あり。茨木童子役の小川タケルさんもいい悪役ぶりだった。

白の護衛役の人たちがいい感じに頼りなさげなのがよい。意外と見せ場もあったりするし(笑)

けーなはけーならしい役。こういう役回り多い気がするな。

話の流れは適度に刺激があってよい流れ。城の力の源の宝玉に不死だか再生の力があるとかいう話が出た時点でちょっと読めちゃうのだけど(^^;
とりあえず話に無駄がない感じが個人的には好きかな。

最後わかっちゃいるけど、バッドエンドからハッピーエンドに転じるところがこうでなくっちゃなと思うね。

終演後、次の公演がすぐだということで慌ただしい。けーなもロビーには出てこれないかもと言っていたのだが、ちょっと顔を出してくれた。
ファイル 2192-1.jpg

夜の部、千秋楽の後はちょっと時間があったのでちゃんと挨拶できた。パンフレットにもサインを入れてもらえたし。もちろんけーなのブロマイドも確保(^^)
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久しぶりのお芝居だったけど、実は8月にも舞台があるそうな。あ、芝居期間中にけーなの誕生日があるなあ。これは・・・。

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