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新人公演12日  2000年02月16日(水)00時29分

12日新人公演。Rさんから電話が入る。「恐くて近づけない。」とのこと(^^;
とりあえずちょっと離れた所で待機。チケットを渡しておく。後から入ろうということに
なって少し時間を遅らせて入口へ向かう。しかしなんて挙動不審な歩きかただ(^^;

入り口から入るとまだ並んでいた。どうやらかなり押しているらしい。うろたえるRさん。
しかも目の前にハムさんがいた(^^; Rさんがさっき「ハムヘイさんってどの人?」と
聞いていたので一応紹介しておく。この時のハムさんの複雑な顔(^^;

大分遅れて開場。今回は真ん中の4段目くらいに座る。隣はRさんでその隣にOGHIさん
に座ってもらった。

今回の新人公演は3部作である。第1部は「ビデオショップドリーミング」である。タイトル
からしてちゃちい感じがしていたのだがミュージカル仕立てでなかなかおもしろかった。

グッズ売り場では新たに台本が売っていた。なぜか2部と3部しかないがどうやら1部の
台本はプリントで製本していないということらしい。売り子は劇団の新人さんのようだった。
瀬尾さん(漢字違うかも?)と渡辺さんだったか。台本は2000円とちょいとお高かったが
せっかくだから買っておく。

この時初めて気付いたのだが、カレンダーの所に「サイン入りカレンダー25000円のとこ
ろを2500円!」と書いてあった。崩れ落ちる私。いじめだ~。

開演。物語は、ナタリー(柴田瑞穂)、ベティ(里見はるか)、キャシー(荻原美柑)の3人は
それぞれの夢のためにビデオショップでバイトしている。しかし、その店の店長は北原マヤ
扮する魔女(イメルダ)だった・・・。

という筋書き。ん?今気付いたが荻原美恵から名前変えたのね?

それにしてもマヤちゃんは魔女役が多いな(^^; はまってるし。

店の名前は「NATAS」ん~、分かりやすい(^^; 魔女、イメルダはサタンのために夢で
パンパンに膨れ上がった少女の心臓の氷漬けを集めているらしい。

ナタリーはブロードウェイを、ベティは玉の輿で社交界デビューを、キャシーは弁護士
を夢見ている。そこへ言葉巧みに3人を誘い、夢をビデオにしてあげると持ちかける。

プロモーションビデオを撮るためにナタリーは早速次の日にやってくる。そこでバック
ダンサーを従えて踊るが突然暗闇に捕らえられてしまう。ビデオに取り込まれてしまった
のだ。続いてベティも・・・。ちなみにイメルダが買ってあげたドレス。確かに似合ってました(^^;

ここでなかなかいい味を出しているのが石田ともみと河北純の小魔女、カリンとコリン。
もとは九官鳥らしく、ことあるごとにイメルダに「九官鳥に戻すよ!」と言われている見
習い魔女。

なかなか可愛らしく,小魔女らしい雰囲気を出している。きゃぴきゃぴしてるかと思ったら
急に大人っぽく「完璧!」とか「何も」とか変わるのがおもしろかった。2人の息も合っている。
(ああ、でも全然文章じゃ伝わらない(^^;)

ミュージカルなので踊りもあったし。ツインテールがポイント高い(^^;

暗闇で凍えるナタリーとベティ。くじけそうになるが、夢をあきらめないと必死で出口を探す。

2人と連絡の取れなくなったキャシーは不審に思い、夜にビデオショップに忍び込む。
そこでカリンとコリンに鉢合わせ。カリンとコリンは立派な魔女になれそうもないし
九官鳥に戻されるのも嫌だから夜逃げする所だと言う。

キャシーは消えた2人のことを追及し、イメルダが魔女であることを知る。助けに行くキャシー。
カリンとコリンは迷うが結局協力することに。ちなみにこのシーンはカリンとコリンの反応が
毎回違いました。

必死のナタリーとべティーを見て、「信じていてもかなわない夢もある!」とイメルダ。
彼女にも昔は愛する人と結婚しおいしい朝食を作る。という夢があったのだ。しかし、
彼は戦争で骨になって帰ってきた。そしてイメルダは魔女になった。もうだれも愛さない
ように。

そこへキャシーが登場。カリンとコリンの魔法でやってきたのだ。「私の夢は私のものだ!」
と叫ぶキャシー。イメルダは魔法をかけようとするが、カリンとコリンがそれを阻止する。

そこへ「心臓はまだか!」とサタンの声。マヤちゃんは二役を演じる。「私を馬鹿にして
おるのか!」とイメルダに攻撃をする。その瞬間カリンとコリンがイメルダをかばって
その身に受ける。

イ:「おまえたち、どうして・・・」
カ:「だって私達・・・」
コ:「魔女の弟子ですから。」

うう、ええ感じや。うるうるくる私。こういうの弱いねん。純ちゃんいけてるよ。

目が覚めたイメルダ。サタンと対決する。その隙にキャシーはナタリー達と合流。

イ:「サタンは人の悪意から生れた思念体よ!あなた達の心に1点の曇りもなければ
  無ければ必ず勝てるはずよ!」

しかし、

べ:「今度生まれ変わっても玉の輿よっ!」

普通お金持ちに生まれ変わった方が社交界は近いと思うぞ(^^;

そしてサタンとの対決?なんか黒いかっこした男共が怪しげな踊りで走りまわる。この辺
のセンスは良くわからんが、イメルダの力もあってか、とにかく勝ったらしい(^^;

元の世界に戻ると店の名前も消えていてハッピーエンディング。という感じだった。

まず、見て思ったのが、ちょっと変な話しだが「RPGみたい。」ってこと。音楽的にそれっ
ぽかったせいもあるかもしれないけどそう感じた。これって感性が貧しいのかな?
湾岸戦争見て「ゲームみたい。」と言ったのとあまり変わらない気もするが。

まあ、なんと言うか珍しくすっきりとした作品だったのではないかな?新人公演としては
文句なく合格点だ。

そのまま続いてお芝居は2部へ。結局3部までぶっ通しでした。これは結構疲れる。
何と言っても後ろの席は椅子が硬くてお尻痛かったです。座布団1枚じゃきつかったな。
日曜は2部と3部の間に休憩が5分入ってました。アンケートを受けてでしょうか?
こういうのは嬉しいですね。

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