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エヴァンゲリオン劇場版  1997年07月19日(土)04時46分

今日,ネギーと一緒に秋葉原へ行った後,(ネギーはザウルスを買った)新宿東急で

「新世紀エヴァンゲリオン劇場版」を見てしまいました。

最終とはいえ,初日に見れるとは思ってなかった…。(結構すいてた)

「もののけ姫」はまだ混んでて見れなかったのに…。(しかもオールナイト)

劇場のサイズが違うとはいえ,ちょっと押されてるかな?

感想はと言うと,一言で言えば面白かった。

でも,でもでもやっぱり言いたいことはたくさんあるわけですハイ。

う~ん,春に見た部分も直されてるようだなあ。

シンジの○○シーンもそれらしくなってたし。(笑)

さすが司令。(笑)

全体的にやっぱり心理描写シーンが多かったなーって印象ですね。

言いたいことはよく分かるし,納得もできるんだけど,ちょっと仕掛けすぎかも。

リアルなのはいいんですけど。

実写部分があるのは予想済みでしたね。

庵野監督のことだからそうハッピーエンドっぽくはならないだろーなーって思ってました。

にしてもシンジは最後まで情けなかったですね。

もうちょっと活躍させてもよかったと思うんだけど…。

今になって思えばエヴァンゲリオンはアニメと言うより,庵野秀明の心理状態の変化を書き綴った

もののような気がします。

テーマ(テーゼ?)はやはり「死への衝動」と言うよりは「破壊の衝動」でしょうか?

アニメと言う枠,アニメオタクとか,現実逃避型人間を壊したい,なくしたいと言う感じです。

きっとアニメファンへの強い憂いがあるのでしょう。

ま,余計なお世話ですが。

作品としてちょっと残念に思ったのがエンディングです。

25話はいいですが,(結局25話,26話と言う構成になったのはなんとなく悲しい。

25話のエンディングで帰った人はさすがにいないようだったけど。)

最終話にエンディングがないと言うのはちょっと余韻が無さすぎ。

もっかい「魂のルフラン」を使ったって良かったんでは?

ラストのシーンもちょっと疑問。

アダムとイブ落ちかと思ったけど,わざと避けたのかそれともちょっと歪んだだけなのか…。

そう言えば「まごころを,君に」ってのとちょっとかけ離れていたような…。

あと,プログラムは買ったほうがいいですね。

TVでも映画でも語られなかった部分がさらっと書かれてたりします。(気付かなかっただけかも)

謎はすべて解明された,と言うわけではありませんが,「こんなもんだろう」ってとこです。

ほかの人はどう感じたんでしょうか?

個人的にはナディアの時のような素直に感動できるエンディングのほうが好きなんですが。

ある程度納得はできました。

多少覚悟もしてましたしね。

さて,あとはGAINAXのホームページでもチェックしてみますか。