陰陽師「安倍晴明」月蝕歌劇団だ。今回は西本早希、真一涼、あゆみっくわぁるどの3人が出るので必見だ。もちろん、安陪晴明役は倉敷あみさんだ。
場所は千本桜ホール。これまた懐かしい。と、思ってブログを見るとスライダージャックがここだった。3年前だね。その前は10年くらい前かなあ?
千本桜ホールはマンションの一室のようなところなので広くない。詰めて50席あるかどうか。
最前列は桟敷席だが、とりあえず近くが好きなので前へ。月蝕恒例の血糊除けシートも用意してある。
そして、これも恒例の月蝕おみくじ。今日は早希ちゃんが売り子をしている。なので二つ引くと、黒木桃子さんの小吉が。黒木さんは当たると握手しに来てくれるようだ(^^)
しかし、他の人が早希ちゃんのを引いていたのでちょっと悔しくなってもう3回追加。3個目で無事早希ちゃんゲット(⌒▽⌒) 凶か大凶じゃないと写真は貰えないけど、まあ、いいだろう。
開演。あみさんの晴明はなかなかに凛々しい。衣装がパリッとしてかなり気を使っているのが伺える。
阿倍晴明とライバル蘆屋道満との対決は一般的な話のようだけど、そこは月蝕らしく、時代が三部構成的な感じ。晴明のいた平安時代。そして戦中?まあ、これはエジソンを引っ張ってきただけのような気がするけど、あとは未来的な第二次日米戦争時代だ。例の如く行ったり来たりする。
主に未来の戦争に勝つために、過去のエジソンや蘆屋道満を召喚するというわけだ。その召喚する側のカリガリ博士の側近に早希ちゃん。なので、格好いい役だね(゚∀゚)
一方こちらも召喚されたエジソンの助手にあゆみっくわぁるど。実は晴明の手の者という役だ。あゆみっくはエジソンにも晴明にも誠実で二人を支える良い役だ。
エジソンの方はこの間だかも見たことあるような田村信というあまり感情の起伏のない演技の人。今回もなんだか浮いてる感があったのだが、調べてみると本業は漫画家のようだ。うーん、ちょっと納得。もうひとり、あれ?っと思った人は詩劇ライブでも歌っていた山崎春美さん。晴明の師匠伯道上人を演じていたのだが、どうにも軽い。前衛的なロックな感じでやっていたので、ああ、本業はミュージシャンかと思ったらやはり。
朝倉さんといい、役者じゃない人をちょっと使い過ぎだな。役者に挑戦すること自体は悪いことではないが、アニメでもアイドルとかお笑いを使うと凄く違和感を感じるあれと一緒だ。
倉敷あみさんが良いだけに残念なところ。もう一人よかったのが、やはり涼ちゃん。晴明の母親である白狐の役だが、母親的雰囲気とか、とてもうまい。実を言うと安倍晴明は劇中あまり活躍できてなくて、伯道上人の戒めを守らず、蘆屋道満にやられ、カリガリ博士にやられ・・・結局助けに入った母狐が一番強かった(笑)
なんせカリガリ博士は実は宇宙人で、地球を統括している存在。地球上の人類をすべて滅ぼそうというのだから、それに勝つのは相当なもの。葛葉明神の化身ともいわれる、まあ、こちらも伝説の人物だけど。母は強しやねえ(´_ゝ`)
あとは、晴明の妻役の百津美玲さんは美人さんでしたな。晴明の留守中、道満に手籠めにされて道満についてしまうという流れだったけど、最終場面で、実は自害してて、道満に死体を操られていたという演出はなかなか良かったと思う。
全体的に見ると、月蝕にしては分かりやすかったんじゃないかな?個人的には折角の陰陽師なのでもっと式神対決を見たかったなあと。出てきたけど、強さがもうちょっと伝われば面白かったんだけど。
そういえば、ちょっと前のアニメで「東京レイヴンズ」は面白かったな。あの道満も面白い。そうそう、今回道満役だった新大久保鷹さん。この間は馬賊矢吹丈だったけど、断然こっちの方の役の方が合うね。いい悪役ぶりだったんじゃないでしょうか(・∀・)
公演と公演の合間には詩劇ライブ。これはまあ、いつも通り。なんていうか、せめてマイクにリバーブとかかけてあげて(ノД`)
早希ちゃんは「ロストえれじぃ」あゆみっくと涼ちゃんがドールで。涼ちゃんもすっかりドールできるようになったな(*´▽`*)
ちなみに早希ちゃんのパパが来てたので久しぶりにご挨拶(^^;
ちょっと緊張する( ̄▽ ̄;)
パパ、ダンディなんだよなー。
次回は少女人形舞台。4/4(土)ってもうすぐじゃないか┌(゚Д゚;)┐