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のんのんさん #けーな #小代恵子  2016年08月21日(日)23時00分

お久しぶりのけーなのお芝居。何やら二人芝居?らしい。場所は新宿御苑のサンモールスタジオ。シアターサンモールのすぐお隣だ。

久し振りだし、主役?なわけだからお花を出しておく。
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今回は8日間でこの季節だから最後まではもたなさそうな気はするけど(^^;

一つの寂れた神社をめぐるお話。けーなは境内の草むしり。
そこへお堂の中にいたおっさんが話しかける。

元々その町の出身だったらしく・・・というかけーなと昔馴染みのよう。
海外から戻って来たが、パスポートが盗まれ、町に戻ってきたら実家もなくなっていてここに泊まっていたらしい。

そこから二人のやり取りが始まる。このお相手役は中原和宏さんという方なのだけど、関西弁で、なんというか間とか台詞が自然で絶妙にうまい。とてもおっさんらしいおっさん。

そして、けーなの演技の素晴らしさ!これはさすがというか改めてけーなの凄さがよくわかる。複雑な感情のはずなのにそれが手に取るように伝わってくる。違うんだけど、けーながその人本人のようなそんな錯覚さえする。けーなの感情がだんだん動いていくのが見えて、物凄く感情移入してしまう。おお、けーなよ幸せになっておくれ。

作品も凄く良くて、懐かしさと哀愁が漂いつつ、日常のようで、日常でない人生の深さがありました。最後はハッピーエンドではないけれど、きっとこの後いい方向に行くんじゃないかと思わずにいられない、そんなお芝居でした。

これはいろんな人に見て欲しいなあ。でも、お客さん少なかったなあ。宣伝が足りなかったのか。実は二人芝居と言っても、三組のトリプルキャストで、自分がメインじゃないときは脇役で登場したりする公演になっているのだけど、出演者が少ないってのはお客さんを呼ぶのが大変ってことでもある。

ちなみにタイトルののんのんさんってのは神社の神様のことらしい。調べてみると仏様の幼児語的な方言としてはあるみたい。そういや劇中、うちは「まんまんちゃんあん」って言ってたってのがあって、何言ってんだか意味不明だったけど、これも西の方で同じような意味で使われるらしい。「南無阿弥陀仏 あな尊し」から来ているんだそうな。初耳だなあ。

終演後はちょっとお話もできたのだが、遅い時間でもあり、アンケート書く間もなく(^^;まあ、この後まだ何回か見るからな(^^)
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