あのタイラーが舞台化!なんて言っても、最近吉岡先生がやたらいるので、これは時間の問題だったか(^^;
そして最近の流れか、集客の都合か今回も女性オンリーのお芝居。タイラー役は難しいだろうなあ。
ダブルキャストがあったんだけど、もちろん見に行くのは早希ちゃんのいるTera組。っていうかもう千秋楽だ。平日は間に合わないからなあ。
場所は新宿シアターブラッツ。旧厚生年金会館の向かいだ。千秋楽ってことで近くの花屋で花束を購入。ステージで渡せるといいな。
自由席だがうまいこと前の方に座れる。中央の通りの端っこでもあるので出やすいな。
オープニングダンス。新作なので音楽も新曲ばかりだ。今回は大堀薫さんが音楽監督になっている。ミュージカルってことで結構大変だったろうな。
で、主役のタイラー役は下京慶子さん。いやあ、下手じゃないんだけど、やっぱりタイラーは役的に難しそうだ。朗読劇で飯田くんがやってたけど微妙だったしな。そう考えると辻谷耕史さんが凄いのか。
今回のメインのヒロインは皇帝アザリン役の太田里織奈さん。おおう、これは美しいな。アザリン的な振る舞いもらしい感じで、これは良い配役だ。
早希ちゃんはタイラーに突撃取材するジャーナリスト役。なんか早希ちゃんらしい役だなあ(^^)
相方のカメラマンに佐藤夏子。藤原夏姫ちゃんの女優名?だ。LOVE ME DOLL以来かな?
身分を隠して、フーテン状態のタイラーの相棒になっているチンピラが中村彩香。ん、こないだの桃のプリンセスもチンピラだったような(笑)
売っているブロマイドも桃プリと区別がつかない(^^;
面白いのはメインの舞台がメイド喫茶。なるほどこれなら女の子沢山出演できるし華もあるというものだ。そして、実はそれがタイラーを護衛している中身おっさんのサイボーグだったという設定(笑)
メイド長は大門香実さん。お店の常連さんに中身がバレても告白されて・・・「大切にしろよ」とキスするシーンがお気に入り。メイド好きなせいもあるけど、大門さんなんかよいなあ(^^)
悪役の親玉に藤本美貴さん。高笑いキャラだ。紗幕の裏にいることが多かったけどね。今回は紗幕を効果的に使ってた感じがしたな。
手下の殺し屋二人組、アッシュ役の縣佑芽さんはキレがあったなあ。どうやら振付を担当したらしく、なるほどって感じだね。
もう一人はギドク役の倉本幸歩さん。殺し屋でハンマー?って感じだけどなんか似合ってる(笑)
実はタイラーファンで、タイラーと聞いてオーディション調べて応募してきたらしい。
面白いのが、アンドロイドのロビン。コスプレタレントのしらほしなつみさん。一見必要な役なのかなあとも思えるのだけど、意外と絡んだりして重要な役どころなのかも。とてもアンドロイドらしい動きなのだけど、タイラーの時代ならもうちょっとまともなアンドロイドなんじゃないかなとも。まあ、それではわかりにくくて話にならないのだけど。
全体のストーリーとしては、戦争を終結に導いたタイラーが元帥を引退し、身分を隠して気楽になぜかメイド喫茶でフーテン暮らしをしていたと。そこへ、タイラーが死んだとのニュースが流れ、情報を確かめにラアルゴン皇帝アザリンが惑星ボロンゴを訪れるという流れ。
連合宇宙軍統合作戦本部副参謀のミサンドリがタイラーとアザリン殺すための手下を送り込むという寸法だ。
なので、エージェントと殺し屋の殺陣が見もの・・・ってかミュージカルなのでなんかダンスっぽくなってる。それに、メイドチームが加わる。メイドたちは基本マシンガン的な装備だが。
うん、お話的にはタイラーだなあという感じ。艦隊戦的なものはないけどね。ファンにも楽しいし、知らなくても楽しめるのじゃないかな?個人的にはもう少し派手な感じでも良いかと思うけど、そもそもタイラーだしなあ。気楽に見れる雰囲気なのが良いかも。
次回作も用意されているらしいので、ちょっと期待。なんにしても再演じゃなくて新作なのが嬉しかったりする(^^;
エンディング。役者紹介の時に花を渡せなくて、ダメかなあと思っていたら、下京さんが「少女人形舞台を率いる松浦早希さんが・・・」ってタイミングよく紹介してくれたので、ここぞとばかり花束を持って躍り出る(* ̄∀ ̄)ノ∠+.゚
ちょっと大きめの花束にして良かった。
物販。千秋楽なので心配だったがなんとかパンフは残っていた。開始前に買っていたのだが、終了時には売り切れだったのでセーフ。あとはいつものカンパニーノートと台本だ。ブロマイドがあったのでこちらも購入。最近のシステム通り3000円購入で握手&サインをしてもらえる。
ここは早希ちゃんと佐藤夏子さんで。丁度パートナーの役だしね。パンフにサインしてもらう。
次回は少女人形舞台かな?7月みたいなのでちょっと間が空いちゃいそうだ。