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廃屋のビオトープ  2005年11月19日(土)18時12分

今日はけーなが客演ってことで「廃屋のビオトープ」を見に、池袋のシアターグリーンへ行ってきました。

ここは上の階にメインホールがあって、1月にX-QUESTの公演があるのだけど、今日は1階の小劇場。

開場は17:30。全席自由ってことで少し早めに。を、ごりぞーさんがいる。まあ、並んでる人もほとんどおらず、普通に中へ。

席はパイプ椅子が70席くらいか。最前列の左端に座る。かなり近いが、舞台がそれほど広くないので見やすい。右側から役者が出てくるようなので、左側の方がよく見える。

で、いきなり感想なんだけど・・・実に素敵な芝居でした。話的にはそんなに真新しいものでもないんだけど、お芝居でこんなに泣いたの久しぶりですわ(^^ゞ
まいったね。あとでけーなは、

け:「しめしめ」
ファイル 482-1.jpg

なんて言ってたけど、けーなのシーンでも泣けました。けーながんばれよ(/_;)って思わず言っちまうとこだったよ。

流れ的には都会で精神的にばらばらになった家族の父親が田舎に家を買って、子供の(精神的な)病気を治そうと命の大切さとか、そういうのを見せようとするお話なんだけど、実に考えさせられるところが多くて、中でも

息子:「お父さんは将来何になりたいの?」

という言葉にはドキッとさせられたですよ。そうだなあ、俺はこれからどうなりたいんだろう?昔は何になりたかったんだろうってね。流されている自分を感じずにはいられなくて、その辺が引き金になっちゃったかも(^^;

お笑い的要素も結構あって、なんせ都会暮らしの人間がやってきたわけだから田舎の人達の掛け合いが楽しい。それぞれが個性的なキャラで、皆、お芝居上手でした。

けーなの役はその田舎にやってきた男の元部下で、慕ってお手伝いに来る役回り。「けーな20%」という通り、けーなっぽいところも随所にあって、なんか微笑ましい。そのポケットから出てる犬のストラップは間違いなくけーなのだ(笑)

都会からやってきた娘なわけで、カルチャーショックとか、元々のボケとかでなかなか笑わせてくれる。ああ、後ろから抱き付いちゃうシーンなんてすごく羨ましい(´Д`)

でも、実は摂食障害を持っていて、過去を語るシリアスなシーンはホントにけーながそうなんじゃないかと思っちゃうような素晴らしいお芝居をでした。X-QUESTのダンスもいいけど、こういうホントに芝居的な芝居もいいもんだなあ(´ー`)

最後は離婚寸前だったのも、和解できて、ハッピーエンド。というか前向きな終わり方でとっても、よかったなあって気分。でも、私だったら相手がけーなだけに、離婚する方を選んじゃうかも(笑)そしたら最悪のラストシーンになりそうだけど(爆)

いやあ、でも、本当に素晴らしい芝居でしたよ。う~ん、もう1回見たいとこだけど、ちょっと時間的にムリかなあ?

あ、そういや、1月の公演の優先予約今日明日だ。今回はけーなダイヤルがないのでさっこさんにでも電話しようかな?(^^)