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水の記憶  2001年12月08日(土)12時45分

今日はX-QUESTの公演「水の記憶」を見に行って来ました。

えらく面白かったです。涙流して笑うほど。

新宿でぶらついた後、下北沢のOFFOFFシアターへ、駅前なので分かりやすいです(^-^) こーいちろさんと合流する。

むう、混んでる。そりゃ、いつもの会場より狭いからなあ。

中へ。やっぱちょっと狭い。それでも100席近くはあるはず。最初右側の最前列が空いていたので座ったのだが舞台は左側で右側は壁だったので、後ろの左側へ移動。うむ、ここの方が見やすい。なお、壁は後でスクリーンになってました。

相変わらず出席率は良い。席はすべて埋まる。女性が6割以上である。

いつもは大人数でところせましと舞台上で踊るのだが、今回の出演者は作・演出のトクナガヒデカツ、佐藤仁美、市川雅之、小代恵子、伊勢直弘の5人のみ。必然的にけーな(小代恵子)はずっと舞台上にいると(^-^)

5人とも白いつなぎの衣装で登場。微妙にそれぞれ違う。けーなのはなぜか太股が出ていて、更に背中に切れ目がある。時々背中が見えてセクシーだったりする(^ー^)

市川さんが台詞を忘れてしどろもどろになっていたシーンがあったが、その時にけーながマジで吹きだしてたのがかわいかった。まあ、元々X-QUESTの芝居は長台詞がかなり多い上、テンポがかなり早く、かつアドリブが多い(多分)ので仕方ないところか。初回だしね。

相変わらずダンスは揃っていて見ていて小気味が良い。X-QUESTの芝居はいつもそうなのだが、メインのストーリーの中にプチストーリー、あるいはプチコントが散りばめられている。言ってみれば脱線なのだが、これが面白いのだ。

特に面白かったのが早口言葉。芝居の最中に挿入されるのだ。全員が並んでトクさんが、課題を出すのだが、どんどんどんどん、台詞が追加されていく。誰かが止めないといつまででも続きそうで追い詰められていく市川さんの姿に大爆笑!苦しかった~。

大体いつも「ボキャブラマジック」と称した言葉遊びや伏線、なぞかけが多いのだが、これもそのひとつだろう。

あと、雨のシーンで服が濡れたからとつなぎをみんなで脱ぐと下から、なにやらセパレートのレオタードのような・・・と、突然武富士のコマーシャルが始まったり(笑)

けーなのおへそ&太股もセクシーだが、ダンスはさすがである。男性陣もそんなカッコだし(^^; 更にそれにトクさん的解釈と考察が加わってこれまた爆笑だったり。最後に出た「ご利用は計画的に」はちょっと身につまされるが(^^ゞ

ちょうど5人いるのでゴレンジャーをやることに。<なぜだ?(笑)
でも、けーなはともかく、全員のやりたい色がピンクで全員がピンクレンジャーになったり(笑)

と、まあ、そんな感じ。つなぎ方は強引だが、結構ありだと思う。それでいてメインのストーリーがしっかりとしていて考えされられたりするところが、トクナガヒデカツの凄いところではないかと。

睡眠不足なので公演中寝ちゃうかな~?なんて心配してたのは無用だった。寝る暇はなかったらしい(^^; けーなのシモネタも今回はさほどではなかったし(笑) もっとも、織り込みチラシには「エロいことができる女優募集!!」の文字があるが(爆)

朝倉薫演劇団とは違った面白さがありますね。もう一度見たい気分です。
明日の夜とか平日はまだ、チケットありそうなので興味ある人は行ってみてはいかがでしょうか?